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Takehiro Terabayashi solo exhibition
-LIFE-
 
 

11:00-19:00  会期中無休
〒550-0002
大阪市西区江戸堀1-8-24
若狭ビル3F
TEL/FAX 06-6443-0080
E-MAIL info@yoshimiarts.com
URL http://www.yoshimiarts.com

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寺林武洋「台」

 

寺林武洋展  -LIFE-

2011年4月11日(月)-5月1日(日)   会期中無休
アーティスト レセプション 4月15日(金)18:00-
作家在廊 4月11日(月)・12日(火)・15日(金)・16日(土)・17日(日)・18日(月)・24日(日)・25日(月)・29日(金)・30日(土)・5月1日(日)

 

この度、Yoshimi Artsでは、寺林武洋展 -LIFE-を開催致します。

寺林武洋は、一瞬の感情的高揚に没入するのではなく、醒めた手つきと眼差しによって室内風景を記述する。それは、われわれの日常的な風景や現実を反復することによって、現実を異化にする。
ITの進化によって、一般的に私たちの仕事や私生活の時間は無限に広がっています。それは、データストレージさえあれば時間(決断)を無限に先延ばしできるようになっているからです。
しかし、美術や建築、演劇のように現実の物質や空間、身体を使う芸術は作品としての物を成立させる為に身体に根ざした決断が強いられるのです。
絵画の制作とは、作家の現状においての膨大なデータの中から選択された切断面を、絵画として成立させるために、身体によって行われます。
作家が選択した切断面から、身体による制作という物理的な条件が制約に加わる絵画制作は、社会のITの進化によって、相対的または逆説的に価値が発すると考えられます。
寺林武洋が、今展で発表する作品群は主に自分の家の中や周囲にあり、普段生活で使用している物を描写しています。現在多くの作家が作品の制作にあたって写真などメディアを活用する場合が多いですが、寺林は一貫して対象の前に立ち自身の眼を通し作品を描いております。寺林と対象の間には時間が存在せず、感情や物語等が存在する時間はありません。
工学主義的に物を消費する現在の社会において、寺林が描く作品は記号消費と衣食住の境が曖昧になり一種騙し絵的に見えますが、この感覚は、現代社会のリアリティーの視点の一つと言えるのではないでしょうか。
是非、この機会にご高覧賜りますようご案内申し上げます。

作品内容
100号の大作を含む約10点の、油彩作品を発表展示致します。
*画像「台」油彩,白亜地,パネル652×380mm(変型15号)
*今展でYoshimi Artsは「FestartOsaka 2011」に参加致します。
FestartOsaka

【寺林武洋 Takehiro Terabayashi】
1981 富山県に生まれる
2003 雪梁舎フィレンツェ賞展 佳作賞(雪梁舎美術館・新潟)
2004 長岡造形大学造形学部視覚デザインコース 卒業
  白日展 入選(東京都美術館・上野)
2006 広島市立大学大学院芸術学研究科絵画(油絵)専攻 修了
  白日展 白日賞 会友推挙(東京都美術館・上野)
  RUBICON展(東邦アート・銀座、天満屋広島八丁堀店・広島 同~10)
2008 “石田淳一・寺林武洋2人展”・個展(gallery元町・横浜)
2009 白日展 会員推挙(国立新美術館・六本木)
  KOBE ART MARCHE ≪4Stories≫(クラウンプラザ神戸・神戸)
2010 白日展(国立新美術館・六本木 同~11)
  “明日の白日会展”(松屋銀座・銀座)
 

Selected Artists Of Gallery In KYOTO “小田志保・寺林武洋 二人展 -Real-”(京都東急ホテルギャラリーkazahana・京都)

  “「光の肖像」展 in London”(ロンドン大学・東洋アフリカ研究学院ブルネイギャラリー)
  Yoshimi Arts opening exhibition “0+”(Yoshimi Arts・大阪)
  KOBE ART MARCHE ≪Yoshimi Arts opening exhibition “0+”@KAM≫(神戸ポートピアホテル・神戸)
2011 『アートコレクター』4月号(生活の友社)誌面にて、山下裕二氏と対談
寺林武洋 ARTIST PAGE≫

スペシャル対談「山下裕二+寺林武洋」
『アートコレクター』4月号(2月25日発売/生活の友社)p.20,21に掲載されました。

『Meets Regional』5月号(4/1発売)
「おかけんたのええアートコレクターへの道」にて今月のオススメアートギャラリー展示会として「寺林武洋展  -LIFE-」が掲載されました。