上出長右衛門窯
「KUTANI CONNEXION」

 
 

Yoshimi Arts
〒550-0002
大阪市西区江戸堀1-8-24
若狭ビル3F
TEL/FAX 06-6443-0080
E-MAIL info@yoshimiarts.com
URL http://www.yoshimiarts.com

Copyright(c)Yoshimi Arts.
All Rights Reserved.

 

 

 

CURRENT    UPCOMING     ARCHIVE

 

 

上出長右衛門窯「KUTANI CONNEXION」

2018年10月5日(金)-14日(日)
11:00-20:00 *最終日11:00-17:00
渋谷ヒカリエ 8/ CUBE1,2,3
 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ 8F
 http://www.hikarie8.com/home.shtml
主催・企画|Yoshimi Arts

上出惠悟在廊日: 5日(金)、7日(日)、13日(土)、14日(日)の13~18時
 *予定は変更になる場合があります。

★オープニングキャンディーレセプション
 10月5日(金) 17:00- 先着でオリジナル金太郎飴進呈!

渋谷ヒカリエ 8/ WEB 展覧会ページ
 http://www.hikarie8.com/cube/2018/09/kutani-connexion.shtml

上出長右衛門窯 WEB 展覧会ページ
 http://www.choemon.com/archives/4045

プレスリリース 

 

北陸、石川の地で明治12年に創業した九谷焼の窯元「上出長右衛門窯」は、来年140年の節目を迎えます。いつの時代にも古びることなく瑞々しくありたいと、同窯の六代目にあたる上出惠悟は、伝統に固執せず軽妙洒脱な表現を続けています。
「笛吹」シリーズに代表される伝統柄に遊び心を加え、現代にもわかりやすくリアレンジした製品、またデザイナーや他業種と共に新たな変化を生み出そうとするコラボレートワークは、長右衛門窯の代名詞とも呼ぶべき手法となっています。特に上出が近年力を注いでいるのは、これまでに(ありそうで)なかった新しい絵柄や、造形の数々です。招猫や雛、武者などの人形や、フクロウと漢字をモチーフにした「寿福老」のシリーズは、上出のクリエーションが遺憾なく発揮され、まさに上出が目指す瑞々しさと普遍性を感じさせます。
本展では上出長右衛門窯を代表する定番品と、上出がこれまで取り組んで来た新しい製品の数々、そして夢に現れたという犬の形の向付(浅い皿)など、待望の新製品も含め幅広く展覧いたします。



展示概要
渋谷ヒカリエ8/ 02/CUBE1,2,3の3つに分割されているスペースの特性を生かして、手前から奥に(1)(2)(3)のそれぞれのスペースごとに特色のある展示をいたします。

(1)
KUTANI CONNEXIONは2010年にスパイラルガーデンで行われた「使う・愛でる・遊ぶ」をテーマに開催された個展からスタートしました。タイヤがついた急須や、アイスクリームのコーンのような盃や牛乳瓶など、窯の製品や意匠に斬新な一手間を加えたユーモア溢れる作品は当時、話題を呼びました。このセクションでは当時の展示作品をバージョンアップさせ、新作を加えて展示いたします。窯の製品を一つの素材(記号)と捉え、軽やかに遊ぶ上出惠悟の考えの一端と遊び心を知る機会となるでしょう。

 

(2)
このセクションでは、上出長右衛門窯の割烹文化から生まれた食器や、上出惠悟がデザインした食器、人形など、本展初お披露目品や、東京初出品を含めた数々の新しい製品をご紹介します。


 

(3)
今年の1月11日(ワンワンワン!)に上出惠悟の夢に現れた犬の向付(浅い皿)の特別展示。

 

上出長右衛門窯
明治12年 石川県能美市に九谷焼問屋として創業。
昭和44年 明治神宮御依頼による「花瓶」を献納の栄を賜る。
昭和58年 昭和天皇御来県の折、御使用の御器制作の栄を賜る。
平成5年  伝統的工芸品産業の振興への功績を讃えられ通商産業大臣表彰を受ける。
平成12年  沖縄サミットの折、首脳晩餐会の器に使用される。
平成15年  四代目、勲五等雙光旭日章を受く。
平成19年  「PUMA with MARUWAKA KUTANI」に参加。九谷焼で自転車の各パーツを製作する。
平成22年  東京スパイラルガーデンにて大規模な個展「上出・九谷・惠悟展 KUTANI CONNEXION」を開催する。
平成23年  スペイン人デザイナーのハイメ・アジョン氏を招聘し新しい食器のシリーズを製作。ミラノサローネ(イタリア)にて発表する。丸若屋と共に製作した髑髏のお菓子壺花詰が金沢21世紀美術館に収蔵される。
平成24年  常滑の急須職人益規氏と金沢茶房一笑にて二人展を開催する。
平成27年  フランス・パリnakaniwaにて海外初個展「“ORIGINS” KUTANI CHOEMON’s Journey」を開催する。

上出惠悟 
1981 石川県に生まれる
2006 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業

主な個展(2011-)
2018 「声」 (t.gallery/東京)
2017 「わすればなん」 (東京日本橋髙島屋 美術画廊X/東京)
2016 「熊居樹孔」 (Yoshimi Arts/大阪)
2015 「山の熊か、熊の山か」 (名古屋松坂屋 美術画廊/名古屋)
2014 「硯海の貝」 (Yoshimi Arts/大阪)
2013 「楽園創造(パラダイス)-芸術と日常の新地平-vol.3 上出惠悟」 (gallery αM/東京)、「游谷」 (Yoshimi Arts/大阪)
2012 「甘蕉」 (pARa:siTe/石川)
2011 「幽谷」 (Yoshimi Arts/大阪)

主なグループ展
2017 「伝統と創造 現代九谷焼の旗手たち」 (富山市佐藤記念美術館/富山)
2015 「祥瑞図」 (髙島屋日本橋店美術画廊X/東京)、「恋スル工芸展」 (黒部市美術館/富山県黒部市)
2014 「"Material and Form" in a digital age」 (Yoshimi Arts/大阪)
2013 「九谷我谷」 (G-WING'S gallery/金沢, 2014 艸居/京都)、「伝統を更新する「承」」 (銀座・和光/東京)
2010  「第1回金沢・世界工芸トリエンナーレ」 (金沢21世紀美術館/金沢)
2007  「Montblanc Young Artist Patronage in Japan」 (モンブラン銀座本店/東京)