フラッシュメモリーズ
2019年6月29日(土)-7月20日(土)
火ー金 12:00-19:00、 土/7月7日(日) 12:00-17:00
日・月・祝 休 *ただし、7月7日(日)はオープン
432|SAI GALLERY、Yoshimi Arts、The Third Gallery Aya
大阪市西区江戸堀1-8-24 若狭ビル2F-4F
作家|
SAI GALLERY:石川 亮、大洲大作、垣内玲、髙柳恵里、藤本由紀夫
Yoshimi Arts:笹川治子、館勝生、レイチェル・アダムス、ローター・ゲッツ
The Third Gallery Aya:阿部淳、澤田華、石内都、福田真知、三田村陽
キュレーション|平田剛志(美術批評)
この度、大阪市西区江戸堀にある若狭ビルにてギャラリーを構える3つのギャラリー、SAI GALLERY、Yoshimi
Arts、The Third Gallery Ayaが合同で主催するグループ展「フラッシュメモリーズ」を開催する運びとなりまし
た。本展は、平田剛志氏をキュレイターにむかえ、各ギャラリーの所属作家や取り扱い作家の作品から選出し、ギャラリーの垣根を越えて移動し組み合わせる、新たな試みの展覧会です。
フラッシュメモリとしての美術
美術とは、電源を切っても、なくても、メモリを保存でき持ち運ぶことができるフラッシュメモリのようなものです。
フラッシュメモリとは、電気的に記憶内容の書き換え、消去ができ、電源を切ってもデータが消えない記憶装置です。携帯電話やデジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤーの記憶媒体、USBメモリーやSDメモリーカードなどのシステムメモリとして広く利用されています。
対して、美術作品も光の記憶/記憶の光が保存され、いつでも引き出せる記憶装置だと言えるでしょう。とくに19世紀以降、芸術家は光や記憶をテーマにさまざまな作品を制作してきました。人は、写真や映画、電気や照明、カメラのストロボからフラッシュニュース、フラッシュバックする映像など、いくつもの光(フラッシュ)を浴びてきました。そして日々、電子機器の記録データをフラッシュメモリに入れて持ち運んでいるのです。
新年号を迎えたいま、美術は、世界は、人は「フラッシュメモリ」に何を記憶、記録してきたのでしょうか。本展では、SAI GALLERY、Yoshimi Arts、The Third Gallery Ayaを会場に、各ギャラリー所属作家や取り扱い作家の作品を移動、組み合わせて展示することで、現代美術や写真のなかに書き込まれたフラッシュメモリ(光の記憶)を読み込む展覧会です。
平田剛志(美術批評)
■トークイベント
「 Flash Back / Flash Forward」
昭和平成の美術をフラッシュバックし、令和時代のこれから(フォワード)についてお聞きします。
出演:原久子(アートプロデューサー、大阪電気通信大学教授)×
はがみちこ(アートメディエーター)
日時:6月29日(土)16:00‒17:30
会場:Calo Bookshop & Café(若狭ビル5F)
会費:1,000円(1ドリンク・税込み)
定員:25名
予約先:432osaka@gmail.com
■オープニングパーティ
日時:6月29日(土)17:30‒19:00
入場:無料
画像|展覧会イメージ
SAI GALLERY|www.saigallery.com
The Third Gallery Aya|www.thethirdgalleryaya.com
Yoshimi Arts 作家ページ|
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