この度、Yoshimi Artsでは、展覧会「Insight 30」を開催致します。
「Insight」は、テーマに沿って、Yoshimi Artsの取扱作家やギャラリーコレクションによる作品を展示する展覧会シリーズです。30回目となる本展は「家の中で/at home」と致します。
現在富山県入善町発電所美術館で個展を開催中で、自身の部屋の中を描き続ける、寺林武洋の人物画を含む油彩画を出品します。また、先日まで小金井市立はけの森美術館で個展を行っていた笹川治子の、街中に張り巡らされている防犯カメラを部屋の中に出現させることで防犯カメラの機能の是非を問う、「セキュリティーシステム」シリーズの作品等を展示致します。その他、2018年1月11日（ワンワンワンの日）に夢に出てきた白い狗を作品化した上出恵悟の陶板、2015年の弊廊での個展「Open Studio」にてギャラリー空間を男性が担ってきた彫刻家の部屋に見立てて、その歴史を批評的に捉えたレイチェル・アダムスの作品、更に西山美なコの90年代の作品等、計5作家の作品による構成です。
是非、この機会にご高覧下さいませ。