MINAKO NISHIYAMA / boudoir...
西山美なコ / ブドワール...
2022年1月29日(土)-2月20日(日) →3月13日(日)まで延長
12:00-19:00 (日 -17:00)
月・火 休
Yoshimi Arts
■January Party | 1月29日(土) 若狭ビルの4ギャラリーが展覧会を同時期開催 (オープニングパーティは行いません)
*コロナ感染状況により、会期・営業時間が変更になる場合がございます
この度、Yoshimi Artsは、西山美なコの個展「MINAKO NISHIYAMA / boudoir...」を開催致します。
西山は、1980年代後半から紙パルプを用いた立体作品を制作し、巨大な「リカちゃんハウス」を思わせる《ザ・ピんくはうす》(1991)や宝塚の書き割り風の作品など、少女文化を前面に出した立体作品で注目を集めました。日本独自のサブカルチャーを媒介とした美術作品を制作し始めた世代の一人です。
現在、金沢21世紀美術館にて開催中の展覧会「フェミニズムズ / FEMINISMS」において、《 ♡ときめきエリカのテレポンクラブ♡ 》(1992)と《もしもしピんク〜でんわのむこう側~》(1995)で発表した、90年代の風俗産業をモチーフにした2つのテレホン・プロジェクトのアーカイブ展示を行っています。この展示において、少女たちが好むと同時に性風俗の象徴でもあるピンクの持つ二面性が、消費文化と交差していたことを物語っています。
本展では、光の反射を利用した「レフ・ペインティング」に加え、2009年「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム”」 (金沢21世紀美術館)にて制作した「レフ・ワーク」の四隅の小部屋(ブドワール)を一つ再展示します。異なる時代に制作した作品が交差することにより、ピンクが持つ二面性が空間に表れることでしょう。
画像|DM画像より / 「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム”」 (金沢21世紀美術館、2009) 展示風景 (部分)
《Untitled》 2007 MDFボード、アクリルウレタン塗装、アクリル絵具 130×270×10cm
左|《テレホンプロジェクト’92 ♡ ときめきエリカのポケットティッシュ》限定250
右|《テレホンプロジェクト’95 もしもしピんク・ポケットティッシュ&サクラバッチ》
92年・95年の個展当時に制作しテレホンプロジェクトに使用した、ポケットティッシュやサクラバッチをパッケージングし、本展で販売致します。
《♡ ときめきエリカのテレポンクラブ ♡ ポスター 》1992 オフセット印刷 7色刷り コート仕上げ 59.2×41.9cm サイン・エディションナンバー入り、ed.200
会期中に、92年のポスター作品《♡ ときめきエリカのテレポンクラブ ♡ ポスター 》をご購入の方に、限定パッケージの《テレホンプロジェクト’92 ♡ ときめきエリカのポケットティッシュ》をプレゼント致します。
西山美なコ NISHIYAMA Minako >> |
1965 |
兵庫県に生まれる |
1989 |
京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業 |
1991 |
京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了 |
1997 |
Asia Cultural Councilの援助を受けてニューヨークに6ヶ月滞在 |
2003 |
Banff Creative Residency/カナダに参加 |
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個展 |
2021 |
「西山美なコ ★PINK・Pink★」 (KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 1F STORAGE 1/東京) |
2018 |
「西山美なコ 90's ★キラキラおめめ★」 (Yoshimi Arts/大阪) >> |
2017 |
「MINAKO NISHIYAMA / wall works」 (Yoshimi Arts/大阪) >> |
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「MINAKO NISHIYAMA / drawings」 (Yoshimi Arts/大阪) >> |
2009 |
「~いろいき~」 (ガレリア・プント/岡山) |
2008 |
「~いろいき~」 (児玉画廊/東京) |
2007 |
「~いろいき~」 (京都芸術センター/京都) |
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「レフ・ペインティング」 (ガレリア・プント/岡山) |
2006 |
「~いろいき~」 (児玉画廊/大阪) |
2005 |
「~いろいき~」 (児玉画廊/東京) |
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「あかいへや」 (ガレリア・プント/岡山) |
2004 |
「illuminé」 (児玉画廊/大阪) |
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「Pink Vacancy 西山美なコ ライブ・ドローイング」(資生堂ギャラリー/東京) |
2003 |
「百花残る。と、聞きもし、見もし・・・・・・」 (ギャラリーイヴ/東京) |
2002 |
「スイート・ドリーム」 (三菱地所アルティアム/福岡) |
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「MINAKO NISHIYAMA」 (ギャラリーシマダ/東京) |
2000 |
「MINAKO NISHIYAMA:destiny of Sugar Crown」 (ギャラリーシマダ/東京) |
1999 |
「MINAKO NISHIYAMA」 (ギャラリーシマダ/東京) |
1997 |
「ピンク♥ピんク♥ぴんク」 (西宮大谷記念美術館/兵庫) |
1995 |
「キュレイターズ・アイ95」 (ギャラリーNWハウス/東京) |
1994 |
「MINAKO NISHIYAMA」 (ギャラリー・ギスレーヌ・ユスノー/パリ) |
1993 |
「MINAKO NISHIYAMA」 (ギャラリーシマダ/東京) |
1992 |
「♡ときめきエリカのテレポンクラブ♡」 (フォト・インターフォーム/インターフォーム・コンテン |
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ポラリー/大阪) |
1991 |
(ギャラリー16/京都) |
1989 |
(信濃橋ギャラリー/大阪) |
1988 |
(アート・スペース虹/ 京都) |
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グループ展 |
2021 |
「フェミニズムズ / FEMINISMS」 (金沢21世紀美術館/石川) |
2020 |
「10周年記念展 Decade vol.2」 (Yoshimi Arts/大阪) >>
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「開館15周年記念 現在地:未来の地図を描くために [2] 後期」 (金沢21世紀美術館/石川) |
2018 |
「Another World Charity Postcard Sale」 (ドイツ銀行 Wealth Management Lounge (Frieze Art Fair内)/ロンドン) |
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「drawing/collage」 (Yoshimi Arts/大阪) >> |
2016 |
「stereotypical」 (Gallery PARC/京都) |
2015 |
「Kawaii」 (University for the Creative Arts Farnham/イギリス) |
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「On the Exhibition Room」 (CAS/大阪) |
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「おおいたトイレンナーレ 2015」 (大分) |
2014 |
「うつろい」 (高松市美術館/香川) |
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「余裕満々」 (京都精華大学ギャラリーフロール/京都) |
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「六甲ミーツ・アート芸術散歩2014」 (兵庫) |
2013 |
「六甲ミーツ・アート芸術散歩2013」 (兵庫) |
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「瀬戸内国際芸術祭2013」 (香川) |
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「アートにみる愛のかたち“Love展”」 (森美術館/東京) |
2012 |
「AIR 3331」 (3331 Arts Chiyoda/東京) |
2011 |
「Cafe in Mito 2011」 (水戸芸術館/茨城) |
2009 |
「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム”」 (金沢21世紀美術館/金沢) |
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「女性アーティストとその時代」 (資生堂ギャラリー/東京) |
2007 |
「美麗新世界:当代日本視覚文化」 (ロングマーチ/北京、広東美術館/広州) |
2006 |
「LOEWE 160周年記念 "Take me with you"」 (Salon de Baile/マドリッド、他) |
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「彫刻の力」 (海岸通ギャラリーCASO/大阪) |
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「collection I」 (金沢21世紀美術館/金沢) |
2005 |
「あらわになる色: Pink」 (東京芸術大学陳列館/東京) |
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「ignore your perspective」 (児玉画廊/東京) |
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「アニメイト。~日韓現代アートに見るアニメ的なもの~」 (福岡アジア美術館/福岡、省谷 |
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美術館/ソウル) |
2004 |
「OFFICINA ASIA」 (Palazzo dell'Arengoi/リミニ(イタリア)) |
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「夢みるタカラヅカ展」 (サントリーミュージアム天保山/大阪、東京オペラシティアートギ |
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ャラリー/東京、そごう美術館/横浜) |
2003 |
「party」 (CAP HOUSE/神戸) |
2002 |
「A ★ MUSE ★ LAND 2003 あそベンチャー・ワールド」 (北海道立近代美術館/札幌) |
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「ぼくらのヒーロー&ヒロイン展」 (市立小樽美術館/小樽) |
2001 |
「亜細亜散歩 –Cute」 (水戸芸術館現代美術ギャラリー/水戸) |
2000 |
「Let’s Enterain」 (ウォーカー・アートセンター/アメリカ、ポーランド美術館/アメリカ、 |
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ボンピドゥー・センター/パリ、ウォルフスブルグ美術館/ドイツ、マイアミ美術館/アメリ |
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カ) |
1999 |
「アート・スイート・ホーム」 (広島市現代美術館/広島) |
1998 |
「マンガの時代」 (東京都現代美術館/東京) |
1997 |
「デ・ジェンダリズム・回帰する身体」 (世田谷美術館/東京) |
1992 |
「水戸アニュアル '92 “ 大きな日記/小さな物語」 (水戸芸術館現代美術ギャラリー/水戸) |
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コレクション |
金沢21世紀美術館、高松市美術館、ドイツ銀行、トヨタアートコレクション |
【ご来廊時のお願い】
新型コロナウィルス感染拡大防止の為、下記の点、ご来廊時にご協力くださいます様お願い申し上げます。
・マスクの着用
・入口での手指消毒
・人との2m程(最小1m)の間隔を確保
(確保が困難な場合は入場制限する場合がございます)
・発熱・咳の症状がある方はご来廊はご遠慮下さい
ギャラリーでは、スタッフの体温チェック・手洗い、換気や各所の適宜消毒など、お客様が安心してご来廊いただけます様、対策を行ってまいります。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
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